La Goccia Tokyo (ラゴッチャトウキョウ)/ イタリアン
イタリア料理店 ラゴッチャトウキョウ
所在地: 〒108-0071 東京都港区白金台4丁目8−10
35坪 60席
工期:2か月
前テナント:ガーデニングショップ
白金台にあるラゴッチャトウキョウ。
ワインと肉料理が美味しいお店です。
半年以上にわたり打ち合わせを重ね、オーナー龍花様の情熱を一緒になって形にした素敵なイタリアンレストラン。
【デザイン】
大きなワイン樽(モルタル造形)のカウンターが印象的な店内は、各所に印象的なアイディアが満載です。
ディスプレイはすべて、接客の手助けになる様な仕組みになっており、ソムリエの方がワインの説明をする上で指さすだけでワインの説明が付く様な形です。
例えば大きな地図・この地図の範囲でしかワインが作られないそうです。
壁面にはブドウの品種やワインの銘柄。
額縁の中には、ブドウ畑の土壌の写真。
このワインはどこのワインですか?の問いに、
地図を指して「あちらの土地で、このようなブドウの品種で作られたワインです。こちらのワインの畑はこのような土壌で育てられたため・・・・」など、お客様との会話に華が咲くキッカケ創りを空間が手助けしてくれます。
意味のあるディスプレイは会話を産み、また来たいお店は、ただ美味しかった以外に「思い出に残るシーン」がつきものです。
【レイアウト】
⓵同線ではkitchenを中心に線を引き店内をレイアウトしたため、kitchen中央にいれば全体が見渡せる様デザインいたしました。
その意図は、より少ない人数でお客様にサービスをするため、kitchenもホールの手助けや、お客様に気付ける様にするためです。
⓶「一歩でも少なく、疲れにくい同線に」
縦収納を意識し、歩数を少なく上下に収納を各所に設置することで、常に目線は客席に向きながらも準備が出来るホール同線は、人数を掛けずにお店を営業できます。
⓷出入り口が2系統あるため、作業同線が被らずに目的を果たせます。
⓸来たお客様を断らない仕組み
席のレイアウトをフレキシブルに変えられる様にあらかじめ設計しているため、組数に合わせたレイアウトが可能です。
二次会やレストランウェディングも可能になります。
⓹ステーションの数と用途
ステーションは非常に大切です。レイアウトをする上で席数が減ってしまうので迷われる方がいらっしゃいますが、バッシングまで追いつかない時仮置きもでき、またシルバーの補給やメニュー、お水など、状況に応じた対応をホールが出来、結果回転率とサービス対応能力が向上します。
イベント時には変形する機能を設けてビュッフェスペースにもなります。
【SNSに投稿したくなるようなアイディア】
「3Dアート」:決められた場所でポーズをとり写真を撮ると、不思議とワインを持った写真が撮れます。
「隠れラゴッチャ号」:船をイラスト化し、店内各所にコッソリ配置したラゴッチャ号。イベントなどで「見つけた方にはOOプレゼント!」などにも使えます。
「モルタル造形・エイジング」:印象的なディズニーの様な空間は、実際に弊社職人の技術により実現いたします。近くで見ても圧巻のその表現能力は、また来たくなる。だれか連れてきたくなる。思い出に残る。などにつながるとても重要なデザインです。
*心から楽しくお仕事させて頂いたラゴッチャ様。店主様のサービス精神やココロがそのままデザインに反映された、大好きなお店です。